【コスト削減】ECサイトの保守/運用代行の費用を下げる方法

ECサイトの保守費用を制作会社や開発会社に依頼しているが、改修や修正の費用が高くて困っている、安くお願いできる業者に相談してみたい。
そんなお悩みはありませんか?

この記事ではECサイト運営における毎月の保守費用を下げる方法や相場について解説していきます。

目次

なぜECサイトの運営費用は高くなるのか?

なぜECサイトを開設したはいいものの、運用費が高くなってしまうのでしょうか?

ECサイトの運用費が高くなってしまう理由

  • フルスクラッチやマイナーなカートシステムを使用している
  • 運用を見据えた業者選定ができていない
  • 運用を考えた構築ができていない・無駄な機能が多い

フルスクラッチやマイナーなカートシステムを利用している

ECサイトの保守運用費が高くなってしまう理由の1点目は「フルスクラッチ開発」もしくは「マイナーなカートシステム」を利用しているという点です。

弊社がメインで取り扱っている「Shopify」などは構築方法にもよりますが、日本でもシェアの多いカートシステムであるため、ある程度操作方法などがどのサイトでも近しい部分も多いですが、
マイナーなカートシステムや0から構築する「フルスクラッチ開発」では、そのサイトオリジナルの機能や操作が出てくるため、運用工数を考慮して構築しないとかなりの運用コストが必要になってしまいます。

運用を見据えた業者選定ができていない

2点目は「運用を見据えた業者選定ができていない」という点です。

「制作費用が安かったから依頼した」
「知り合いにできる人がいるからお願いしている」

などの理由で何となくそのままお願いしていませんか?
「制作が得意な業者」と「運用や保守が得意な業者」など得意不得意は存在します。
ECサイトなので売り上げを上げることが最優先ですので、集客などマーケティング施策が優秀(効果がある)であり、十分な利益が出ていれば保守費用がある程度高くても問題ないでしょう。

ただ、集客は別として単純な改修や運営作業は安い方が良いことも事実。
可能であれば、ECサイト制作前に運用について確認し、すでにサイトを持っている事業者であれば
保守金額の交渉や依頼内容の整理、運用が得意な業者へのリプレイスも検討してみましょう。

運用を考えた構築ができていない・無駄な機能が多い

3点目は構築の段階で運用を見据えた構築ができていない、無駄な機能が多く管理コストが余計にかかってしまっているという点です。

2点目で挙げたように、制作が得意な業者もいれば運用が得意な業者もいますが、ある程度は運用経験や運用に関する知識がないと、運用工数のかかるサイトが出来上がってしまいます。
そうしたことを避けるためにも、事前の業者からのヒアリングや要件定義(サイトの機能や仕様を擦り合わせて決めること)の段階で、メインの機能を運用することを想定しながら仕様を擦り合わせていく必要があります。

もちろん、フルスクラッチであれば基本的にはできないことは少ないですが、
構築費用や保守・運用や管理コストが高くなってしまうため、ShopifyなどのASPを使用してある程度制限はあるものの、万が一業者を変えたとしてもスムーズに運用を移行できる形で構築しておくことがベストです。

また、保守費用や管理コストはサイトの機能の数やページ数などによっても大きく変わってきます。
最初から必要な機能だけでなく、使用頻度の低い「なくてもいいが欲しい機能」まで入れてしまうと、後々運用コストとして管理工数は増えてしまいます。
初期はミニマムで最低限必要な機能に留め、売上が立ったりショップが成長した段階で導入することを検討してみても良いでしょう。

まとめ

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